blog

長期優良住宅はお得なの?メリット・デメリットを徹底解説

長期優良住宅とは、2009年に施行された「長期優良住宅の普及の促進に関する法律」により定められた住宅のことをいいます。第三者機関による所定条件の審査をクリアして、自治体に認定してもらうなどの諸手続きが必要になりますが、さまざまな恩恵が受けられます。そのため、栗原市で注文住宅を建てようと思っている方は、長期優良住宅を検討してみてください。この記事では、長期優良住宅のメリット・デメリットについてご紹介します。

長期優良住宅のメリット

まず、長期優良住宅のメリットについてご紹介します。

住宅ローン控除の拡充

住宅ローン減税制度は、住宅ローンを借り入れて住宅を取得する場合に、取得者の金利負担の軽減を図るための精度です。年度末の住宅ローン残高または住宅取得対価のうち、いずれか少ない金額の1%が10年間に渡り所得税額から控除されます。通常は、控除対象になる借入限度額は4,000万円なのですが、長期優良住宅であれば5,000万円まで限度額がアップします。

投資型減税

投資型減税とは、住宅を現金一括で建てた人向けの減税制度です。長期優良住宅を建てた場合、性能強化費用として支出した金額の約10%分が所得控税から控除されます。住宅ローン減税制度とは併用できないので注意してください。

不動産取得税の減税

新築住宅を取得する場合、要件を満たした不動産に対して軽減措置が適用されます。この要件を満たすと固定資産税評価額から1,200万円の控除が受けられますが、長期優良住宅であれば、1,300万円の控除が受けられます。

登録免許税の税率の引き下げ

注文住宅を建てた場合は、所有権移転登記などの手続きを行いますが、このときに登録免許税がかかります。長期優良住宅であれば、登録免許税の税率が0.1%下がります。

固定資産税の減税

注文住宅を建てると、一定期間は固定資産税が1/2に軽減されますが、長期優良住宅であれば、この期間が3年から5年に延びます。固定資産税の減税を受けるためには、長期優良住宅認定通知書を市区町村に提出しなければいけません。

住宅ローンの金利の優遇

長期優良住宅を建てる場合は、フラット35SのAタイプの住宅ローン商品を利用できます。Aタイプであれば、金利優遇が適用されるので賢くローンを借りることができます。しかし、一定の要件(省エネルギー性・耐震性・バリアフリー性・耐久性・可変性)を満たさなければいけません。

地震保険料の割引

長期優良住宅の認定基準は、耐震等級が2以上でなければいけません。耐震等級2で30%割引、耐震等級3で50%割引など耐震等級に応じた割引率が適用になります。

補助金

長期優良住宅は、さまざまな補助金が利用できます。中には、大手ハウスメーカーで建てた家ではなくて、工務店や設計事務所で建てた場合に適用できる「地域型住宅グリーン化事業」による補助金などもあります。

長期優良住宅のデメリット

次に、長期優良住宅のデメリットをご紹介します。

申請コストがかかる

長期優良住宅の認定基準審査を受けるためには、費用がかかります。自分自身で審査を依頼する場合は、5万円前後かかりますが、住宅会社に代行すると30万円前後の申請費用がかかります。そのため、長期優良住宅で、どれだけ減税できるかを把握しておいた方が良いでしょう。

建築期間が長くなる

ハウスメーカーの場合は、標準仕様で長期優良住宅の認定基準を満たしていることは多いですが、工務店では満たしていないこともあります。その結果、通常の建築期間よりも長くなってしまうことがあるので、どれぐらいの建築期間になるのかを確認しておきましょう。

定期点検が必要である

建築後も継続的な点検やメンテナンスを行って、良好な状態を保つ必要があります。また、点検や修繕を行ったら、その情報を大切に保管しておく義務があります。

まとめ

今回は、長期優良住宅のメリット・デメリットについてご紹介しました。申請費用が高いので初期費用が高くなりがちと言えますが、長期的期間で見ると長期優良住宅は減税が適用されて、お得な住宅であることが分かります。しかし、建てたい住宅によって長期優良住宅が建てられない可能性もあるので、ぜひ、気になる方はオノブンにご相談ください。

 

宮城県栗原市で県内唯一の無添加住宅モデルハウスを完全予約制で見学予約受付中!
ご来店予約はコチラから

電話する

FREE

RESERVE

BOOK