「オノブンの家」の使命。本物の家づくり。
今年も残すところあと4日。
今年も一年、オノブンの家は本物の家づくりを多くの方に気づいていただくという使命のもとに活動してきました。50年後、100年後の未来の子どもたちに何を残してあげられるのか。
今年最後のコラムは、いま一度私たちの想いを皆様にお届けしたいと思います。
1.モノの価値観
日本は高度成長期に入り、大量生産・大量消費を第一にした経済活動が優先されました。経済活動を活発にして、人々の暮らしを底上げすることは当時の日本にとって重要だったかもしれません。
新しいものが正義の日本では、古いものの価値は下がっていました。一方で欧米ではアンティークの価値が根付いています。もちろん、モノを大切にする文化は、日本にも存在し続けていたでしょう。その当時は失われていた価値観でしたが、いずれまたその重要さに気づく日が戻ってくるだろうと信じていました。
2.本物の建築屋
消費社会のなかで「長持ちさせること」は、そこまで重要でありませんでした。例えば、内装材もできるだけ「簡単に」「楽に」施工できるビニルクロスが使われるなど、いかに手間ひまをかけないかが建築に求められたのです。
しかし、それは本当にお客様に寄り添った住まいなのでしょうか。本質を見失っているのではないかと考えた結果、本物の建築屋になる決意をしました。「本物の建築」とは。「お客様に寄り添った建築」とは。次はその答えを見つけるための探索の日々の始まりです。
3. たどり着いた先が「無添加住宅」でした
「食べられる家」。それがオノブンの家がたどり着いた無添加住宅のキャッチコピーです。自然素材を使い、住まう人の健康を考えた家である無添加住宅は、私たちが求める「本物の家」「本物の建築」だと感じました。
世界のさまざまなエリアから源泉した材料を低コストで仕入れ、一切の化学物質を使わない徹底した家づくり。作り上げられた家だけでなく、その家づくりへの「想い」がこれからの日本にとっても必要だと信じ、伝えていきたいと思っています。
まとめ
未来を生きる子供たちに、本物の家を残していきたい。その気持ちを忘れずに、来年もまた駆け抜けていきたいと思います。
オノブンの家は、明日、12月28日(水)から開けて1月6日(金)までを冬期休暇とさせていただきます。期間中にいただきましたお問い合わせは、休暇明けに順次ご返答申し上げます。
今年もありがとうございました。よいお年をお迎えください。