冷えを防いで元気に過ごす。冬の寒さ対策を!
いよいよ、寒さがつらくなってきました。からだの冷えに悩んでいる方はいませんか?ストレスや不規則なライフスタイルは、万病のもと。自律神経の働きを低下させ、冷え性を引き起こす原因となります。冷えを防げば、もっと元気な毎日を送れますよ。
とくに女性に多いといわれる「冷え性」ですが、これは筋肉量が男性に比べると少ないことも一つの理由です。とはいっても、すぐに筋肉量を増やすのは大変ですよね。そこで今日は、冷え対策の基本3つをご紹介します。よく聞く内容かもしれませんが、改めて意識するきっかけにしていただけましたら幸いです。
1. 基本対策1.食事でからだをあたためる
からだをあたためるためには、エネルギーを作る必要があります。エネルギーの源のひとつが食事。内臓からあたためるメニューを意識してみましょう。まずは、あたたかいスープや鍋がおすすめです。湯気でお部屋もあたたまるので、より冷え対策になりますね。冬の根菜類は水分が少ないうえに、ミネラルが凝縮されています。ミネラルは体温維持に必要なので、スープや鍋の具材に加えてみてくださいね。
激辛の鍋などはすぐに暑さを感じるほどの効果がありますが、汗をかいてしまうとかえって冷えを招く可能性があります。汗をかいたら、すぐに拭くなど冷えないように注意してください。発酵食品も、からだの代謝を促しからだを温める効果があります。納豆や味噌、キムチ、ヨーグルトなどが該当しますが、熱に弱い特性があるため加熱しないで食べるようにしましょう。
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2. 基本対策2.お風呂でからだをあたためる
あたたかいお風呂で、じっくりからだをあたためるのも冷え性対策に大切です。じわっと汗が出てくるまで、40℃ほどのぬるめのお湯に浸かるのがおすすめです。熱いお湯でさっと入るのが好きな方もいるかもしれませんね。でもからだの表面温度はあがりますが、かえって脳がからだを冷やそう、熱を逃がそうとからだに指令を出してしまいます。そのため、かえって冷えてしまう可能性もあるそうです。お好みの入浴剤を用意するなどして、お風呂タイムをゆっくりと味わってくださいね。
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3. 基本対策3.運動でからだをあたためる
分かっていても続かないのが「運動」。とくに寒い冬には、できればあたたかい室内でじっとしていたい……、そんな気持ちになってしまうものです。でも、冷え性対策に欠かせないのが、この「運動」です。運動不足による代謝低下は、からだの冷えを引き起こします。太もも、お尻、背中など、大きな筋肉を動かすとたくさん熱が作られるので、激しい運動はできなくても、意識的にストレッチをするなどしてからだを動かす習慣をつくってみてくださいね。続ける内に、動かないと気持ちが悪いと感じるようになるかもしれませんよ!
まとめ
今回ご紹介した3つの基本対策は、簡単そうでなかなか続かないのが現実です。でも、気づいたときに意識すれば、少しずつ習慣化できるのではないでしょうか?便利なあったかグッズもたくさんありますが、まずは自分のからだを冷えに強くすることが大切です。日々の習慣で改善できることもあるので、無理なく習慣化してみてくださいね。