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健康な暮らしを考えた「無添加の家」ってどういうこと?

 

無添加住宅は、漆喰・炭化コルク・天然石・米のり・無垢材・柿渋などの吟味を重ねて厳選した素材をつかっています。

 

それはシックハウス症候群などで住む人が健康被害を受けないために、研究を重ねた結果です。「からだによくないものは使わない」を徹底した無添加住宅の原点、健康な家づくりについて、改めてお伝えします!

 

1. いつ「シックハウス症候群」になるか分かりません。

なにか特別なことがあったわけではないのに、家にいると「目がチカチカする」「頭が痛い」「からだがだるい」「吐き気がする」などの体調不良になったことはありませんか。もしかすると、住まいの建材などが出す揮発性化学物質が原因かもしれません。

 

シックハウス症候群は、そのような化学物質を空気といっしょに吸い込み、からだが拒絶反応を起こすことで感じる不調などをいいます。人によって許容できる範囲が異なり、誰でもがある程度はなにも感じないままで生活を続けられます。しかし少しずつ積み重なり、体内に蓄積されて許容範囲をこえると誰でも発症する恐れがあるのです。

 

日常生活に支障をきたすシックハウス症候群や化学物質過敏症。これらの症状に苦しむ人を助けたいという思いから、無添加住宅は生まれました。

 

2. アレルギーの原因は「家」にある?

アレルギーの要因はさまざまあり、すべてを取り除くのは非常に難しいでしょう。現在、国民の三人に一人はなにかのアレルギー性疾患を持つといわれています。少しでも要因となるものを減らして、健康的な暮らしをしたいと考える人は多いのではないでしょうか。

 

住環境が原因となるアレルギーには、ぜん息やアトピー性皮膚炎などが挙げられます。また多くの子どもがダニに対するアレルギーを持っているともいわれます。アレルギーは、症状が重くなれば呼吸不全などを引き起こし、命にかかわる重大な健康被害の一つです。

 

高気密・高断熱住宅が増え、化学物質が室内に溜まりやすい環境になってしまいました。換気設備をきちんと設けるなどの基準が法律で定められています。しかし、そもそもアレルギーの要因になる物質を発生させないことのほうが重要だと考えたのが、無添加住宅のはじまりです。

 

3. 化学接着剤を使わない「健康な家づくり」

シックハウス症候群のおもな原因は接着剤に含まれる化学物質だといわれています。「からだによくないものは使わない。」というのは、ごくシンプルなことです。コストカット・大量生産をするために化学建材を多用してきた日本の住宅産業は、そのシンプルな条件を満たせずにシックハウスを生み出してしまいました。

 

そこで無添加住宅は、改めて化学接着剤をいっさい使わない家づくりを研究し実現させました。

 

化学接着剤にかわるものとして、米を原料とした「米のり」や動物の骨や皮でつくる「にかわ」などをつかっています。内装材もビニールクロスに代わり「漆喰」にしました。できるだけコストをあげないために、安価な漆喰塗工法を開発するなど、経済的な負担を軽くしながらも健康的な住宅に暮らすための工夫をしています。

 

まとめ

無添加住宅の家は、入った瞬間から「空気がきれい」と感じるというお声を聞きます。無添加住宅は、住む人の健康を考えて素材の一つひとつにこだわり、アレルギーの要因を減らして作られた家です。ぜひ一度、その心地よい室内環境を確かめにショールームへお立ち寄りくださいね。

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