【無添加住宅】地震や火事に強い家の秘密
9月1日は防災の日です。
1923年の同日に発生した「関東大震災」にちなんで、1960年に制定されました。またこの季節は台風の襲来が多いため、災害への備えを怠らないようにするための戒めとしています。
9月1日をふくむ1週間は、防災週間として自治体や学校などでは避難訓練などをはじめとした、防災啓蒙活動が積極的に行われます。各家庭でも、避難経路の確認や避難用品のチェックなど、自己防災活動をぜひ行ってくださいね。
災害時は、緊急避難場所への避難だけでなく、自宅での在宅避難も視野にいれなければいけません。在宅避難をできるだけ安全に送るためには、住宅自体の災害に対する強度も気になるのではないでしょうか。
無添加住宅は、地震やその後発生する可能性のある火事に対しての強さがあるように工夫されています。今日は、その安全性についてご紹介します。
1. 地震における安全性
無添加住宅は、三次元耐震補強システム金物「コボット」を使用しています。そのため、構造用合板を使わず、国土交通省が認定する最高ランクの耐震等級3を実現できるのです。
また、基礎と土台のあいだには御影石の「石パッキン」を用いています。通常よく使われるプラスチックを主原料とする一般の基礎パッキンに比べて、劣化することがなく安全です。
さらに一般の構造材としてよく使用される集成柱は、割れや剥離(はくり)の危険性が高いうえに、有害な化学物質をふくむ接着剤を使用しているため無添加住宅では使っていません。
2. 火事における安心
無添加住宅では、天然素材の炭化コルクとしっくいを外壁に使用しています。
炭化コルクは、およそ800度の高温釜で蒸し焼きにして作られています。そのため発火温度が高く、耐火性がある素材となるのです。炭になっている材料なので、炎を出して燃え広がることはありません。
またしっくいは、万が一の火災時でも、合板やサイディングのようにダイオキシンなどの有害ガスを発生させることなく、延焼を防いでくれます。
炭化コルクとしっくいの特性による相乗効果を生かした「しっくい塗炭化コルクWALL」は、厳しい基準である、準耐火使仕様の国土交通大臣認定を取得しています。
まとめ
無添加住宅は、日々の健康的な暮らしを守るだけでなく、いざという時に大切な家族の命や家財を守るためにさまざまな工夫をしてきました。
快適で安全性の高い無添加住宅で、家族の幸せを考えた家づくりを検討してみませんか?
オノブンの家では、健やかな暮らしを望む多くの方に寄り添った家づくりのご相談を承っています。
ぜひお気軽にお問合せくださいね。