「緑視率」ってなに?お部屋にインテリアグリーンを取り入れよう
おうち時間も当たり前になり、ご自宅で仕事をする人も増えています。
慣れてきたとはいえ、目の疲れや肩こりに悩んでいませんか?根本的な解決は、正しい姿勢やストレッチなどの運動も必要です。
でも少しでも、心地よい空間で取り組めばストレスも減るのではないでしょうか。そこで今回は、自宅でのテレワークにもおすすめのインテリアグリーンをご紹介したいと思います。
1. 緑視率(りょくしりつ)とは?
緑視率という言葉を聞いたことはありますか?
「視界に入る緑の植物の割合を示す数値」を指しています。もともとは、公園など街づくりにおける指標だったのですが、最近ではオフィス内環境の改善などにも取り入れられています。
たくさん植物があればいいわけではなく、室内の緑視率10~15%ほどが作業効率があがると言われています。
2. インテリアに取り入れる方法
インテリアに植物を取り入れるには、いくつか方法があります。鉢植えの観葉植物を飾ることが一番手軽です。
大きめの鉢物は床置きに向いていますし、高さ20センチ前後の小型の鉢植えを机上に置いてもよいでしょう。天井や壁に取り付けたフックにネットに入れた植物を吊るす方法も、最近人気のスタイルです。
また、ドウダンツツジなどの枝ものを大きめの花瓶にいれてダイニングテーブルに飾るのも、おしゃれですね。
いずれも水やり・水替えなどの手間がかかるため、お手入れが大変だと感じる方もいるかもしれません。そのような場合は、フェイクグリーンを取り入れてみてはいかがでしょうか?本物と見間違うほど精巧なフェイクグリーンも増えています。
3. リビングに向いている観葉植物3選
1.パキラ
手を広げたような葉っぱが印象的なパキラは、耐陰性があり乾燥にも強いので、初心者でも育てやすい観葉植物の一つです。
直射日光を避けた日当たりの良い場所に置けば、ぐんぐん成長するでしょう。成長が早いため、適度に剪定をしてあげてください。
2.サンスベリア
まっすぐ天に向かって葉を伸ばすサンスベリア。横方向に広がらないため、コンパクトなスペースにも置きやすいのが特徴です。
空気清浄効果も高いといわれ、育てやすさもあり室内用に人気があります。夏の強い日ざしを浴びると葉が枯れることもあるため、パキラと同様に直射日光を避けた日当たりの良い場所に置いてください。
3.ポトス・ワイヤープランツ
天井や壁からハンギングネットに入れた植木鉢を吊るすインテリアグリーンも人気です。おしゃれなインテリア特集でもよく見かける、ハンギンググリーン。
「コウモリラン」やユニークなフォルムの「サボテン」なども、植物愛好家の間では注目されていますが、初心者の方は育てやすいポトスやワイヤープランツから始めることをおすすめします。
まとめ
お部屋の中に緑があると、心がほっと落ち着きます。実際に緑視率が適度にあると、目にやさしく疲れにくく感じられます。
まずはデスクに置く小さな物からでよいので、生活にインテリアグリーンを取り入れてみてくださいね。