こころのデトックス、できていますか?
年齢を重ね経験を積むと、つらいことや悲しいときも「気持ち」で乗り越えられるようになります。でも、それって本当に平気なことですか?大丈夫なふりが上手になっているだけで、こころは傷ついたり、疲れたりしているかもしれません。
苦手な人との付き合いや、仕事で感じる理不尽さ。その場をやり過ごすために、うまく立ち回るのは悪いことではありません。あなたの大人のふるまいで救われている人も、たくさんいることでしょう。
でも静かに積もっていくこころのストレス、たまにはそっと癒してあげましょう。一緒にゆっくり心のセルフケアしてみませんか?
1. こころの声を吐き出してみよう
自分では疲れていない、毎日充実していると感じていても、実は知らないところでストレスにこころがぎゅっと閉じてしまっていることがあります。
大切なのは自分で自分のことを知ること。
- うれしいこと
- かなしいこと
- たのしいこと
- つらいこと
- いやなこと
- やりたいこと
なんでもよいので、紙に書きだしてみましょう。誰かに見せるわけではないので、愚痴や不満を書き連ねても大丈夫ですよ。心のなかにあるいいことも悪いことも、全部吐き出してしまいます。
2. あたまを空っぽにしてみよう
もしかすると、ネガティブな気持ちが生まれているかもしれません。もしまだモヤモヤした感覚があるようなら、もう一度紙に書き出してみて。
その内に、ありのままの「今の自分」が、少しずつ見えてきます。見えてきた自分をジャッジする必要はありません。ただただ素直に書き出して、すっきり出し切ったところでその紙はくしゃくしゃにして捨ててしまいましょう。その時に最後まで残っていた「こだわり」のようなものを、紙といっしょに手放すようにします。
こころの中にあるものをありったけ出してしまうと、なんだかぽっかりと頭が空っぽになったような感覚になってきます。
3. 「好き」を大事にしてみよう
空っぽになったら、次は「やりたいなぁ」と思うことをぼんやり考えてみましょう。
「チョコレートケーキが食べたいな」「本屋さんで好きな漫画の最新刊を買いたいな」「大好きなアイドルの曲を聴きたいな」。できれば、すぐにできるようなことからイメージしてみてください。
少しずつ大きな夢を思い描いていきましょう。紙に書き出してもいいですし、頭の中に浮かべるだけでも大丈夫です。すこしずつイメージすることで、自分の好きなことが見えてきます。
まとめ
最後はその好きを少しずつ、実現させていきましょう。好きなことを大切にすると、毎日がもっと楽しくなってきます。こころに疲れがたまっていると、大切にしたい好きなことが知らない間におろそかになってしまうでしょう。
定期的にこころのデトックスをして、いきいきとした毎日を送ってくださいね。