四季折々の自然を感じる暮らし
無添加住宅の暮らしで感じる季節感。生活環境は、大げさではなくそこに住まう人の生き方にも大きな影響を与えます。高気密高断熱住宅での、部屋の温度が一定にコントロールされた暮らしは確かに快適です。でも夏の暑さ、冬の寒さを感じることでからだの機能は保たれる側面があります。
四季折々の環境を感じながらも快適に暮らす。無添加住宅が大切にしていることのひとつです。
1. 経年変化を楽しむ暮らし
無添加住宅で使われている素材は、ほとんどが天然素材です。床材は天然木・無垢材を使っています。天然素材は傷や汚れが目立ちやすいように感じますが、それらのマイナス点は自然となじみ、味わいにかわります。現代の便利な生活は手放したいくないものかもしれませんが、多くの新建材は長い目で見たときに「ゴミ」になってしまいます。本当の豊かな暮らしとはどのようなものか、いっしょに考えてみませんか?
2. 呼吸する素材「しっくい」
無添加住宅で使われている外壁・内壁材はオリジナルの「しっくい」です。漆喰は調湿機能もある上、シックハウスの原因といわれるホルムアルデヒドや揮発性有機化合物を吸着・分解してくれます。そして人に有用な菌を活かし、有害菌の繁殖を抑制する作用があります。自ら呼吸をしているかのような漆喰。ビニールクロスのように静電気で汚れを引き寄せることもなく、日ごろの汚れは簡単なお手入れで落とすことができ、壁全体が汚れたら補修用漆喰を塗ればOK。張替えによるゴミも発生しません。このように優れた漆喰は、目には見えない気の流れもよくすると感じる方もいるようです。
3. 受け継いでいく住宅
物は変化していきます。使用することで、傷みや劣化が発生することは避けられません。しかし補修することで生まれ変わらせることができます。また使用できなくなったとしても、土に還る素材として循環できれば、違うかたちで生きていることになります。すぐに取り換えられ、定期的なメンテナンスをせずに使用できる素材は確かに便利です。しかし手をかけて、家族といっしょに暮らしを育み、次世代へ受け継いでいくのも素敵ではないでしょうか。無添加住宅は、暮らす人のからだの健康と同時にこころの豊かさも大切だと考えています。
まとめ
日々の生活の中で、からだに害のある化学物質をできるだけ排除し、健康的な暮らしを送ることで、こころにもゆとりが生まれてきます。季節の移ろいを感じながら、ご家族が笑顔で暮らせる毎日を送れますように。
オノブンの家では、みなさまの笑顔をつくる家づくりのお手伝いをしています。ぜひお気軽に遊びにきてくださいね。