【暮らしのアイディア】春に向けてもう一度 温活を心掛けましょう
朝晩の寒さはまだまだつらい2月ですが、陽ざしの中にどことなく春めいたあたたかさを感じるようになってきます。道を歩くと水仙の花が咲き、樹木の芽もすこし膨らんできました。
これから寒さとあたたかさを繰り返し、着実に春に向かっていくでしょう。ここで忘れてはいけないのは「冷え対策」。季節を先取りして、気持ち華やかに春物を装いたくなりますが、からだの芯を冷やすと体調不良を引き起こしやすくなります。冬の終わりが近いこの時期に、改めて『温活』を意識してみませんか?
1. 温活とは?
からだを温めて、小さく積み重なる不調を改善すること。からだの「冷え」は、肩こり・むくみ・腰痛など多くの不調を引き起こします。基礎代謝が低く、からだの冷えがひどくなると不眠の原因になったり、慢性的な疲労が続くため、血の巡りをよくすることが健康な毎日には大切。温活でからだをあたためて、健康的な毎日を過ごしましょう。血流がよくなり、代謝があがると痩せやすくなるのでダイエットにも効果的ですよ。
2. からだを冷やさない工夫
では具体的に「温活」は、どのようにすればよいのでしょうか?理想的な平熱は36.5℃ほど。コロナ禍で体温計測が習慣化した方もいらっしゃるかもしれません。ご自身の日ごろの体温をきちんと把握し、基礎体温を安定させましょう。
まずはからだを冷やさないように、下半身を中心に首・手首・足首をあたためるものを身につけて温活スタート。腹巻(おしゃれなデザインもたくさんあります)やレッグウォーマー、アームカバーなどを活用してください。パソコンを使ってお仕事をされていると特に、一定の姿勢で動かないことが多いと思います。椅子に座ったままでもよいので、肩をまわす、伸びをするなど、適度にからだを動かすことも温活のひとつ。余裕がある方は、ヨガやウォーキングなどの運動を日常生活に取り入れてみてください。
3. おすすめのあたたかな飲み物
温活のひとつに「ホットドリンクでからだをあたためる」方法があります。沸騰したお湯を50℃前後まで冷ました白湯がいちばんのオススメです。からだをあたためる香辛料として有名なショウガやコショウ、クミンなどのスパイスパウダーを加えてみても。
もう少し楽しみたい方は、カモミールティはいかがでしょうか。からだをあたためるだけでなく、発汗作用もあると言われているカモミール。心を穏やかにしてくれる側面もあり、就寝前にもおすすめです。すこし苦みがあるので、ミルクをプラスしてまろやかにすると飲みやすくなりますよ。
まとめ
冬のはじまりには意識する「からだをあたためる方法」ですが、これから春に向かうこの時期だからこそ、改めて見直してみてくださいね。健康で楽しい春を迎えましょう!