カフェオレ?カフェラテ?あったかドリンクが嬉しい季節の豆知識
秋から冬にかけて肌寒くなってくると、あたたかい飲み物が恋しくなりますよね。
ほろ苦いコーヒーにミルクがはいった「カフェオレ」は、やさしい気持ちでほっこりできるドリンクのひとつ。
でもよく考えると、ミルク入りのコーヒーを「カフェラテ」とも言いませんか?なにがどう違うのか、分からないままなんとなく使っている方もいるのではないでしょうか。
今回は、そんな知っているようで知らないコーヒー用語を解説します!
1. コーヒーってどんな飲み物?
コーヒーは「コーヒーノキ」と言う和名のついた木の実から作られます。赤く色づいた実を収穫し、焙煎したものを粉砕して湯で抽出した飲み物です。コーヒーと聞いてイメージする茶色い実は、焙煎後の姿なんですね。
酸味・甘味・苦味のバランスは産地や焙煎方法、豆のブレンド内容で変わってきます。ぜひ色々試して、お気に入りを見つけてくださいね。また「コーヒーのキ」は観葉植物としても人気があります。艶のある葉と香りのよい花が魅力で、日本の気候でも比較的育てやすいようです。
2. カフェオレとカフェラテの違いは?
ブラックコーヒーは苦手でも、ミルクで割ったものなら飲めるという方もいらっしゃるかもしれません。ミルク入りのコーヒーの名称はいくつかありますが、代表的な2つの違いをご紹介します。
・カフェオレ café au lait フランス語が語源
ドリップコーヒー:ミルク=1:1の比率で、浅煎り豆を使用し苦みが少なく軽やかな口当たり。
・カフェラテ Caffè Latte イタリア語が語源
圧力で抽出する濃厚なエスプレッソ:ミルク=1:4の比率で淹れられるため、深い苦みのある味わいが楽しめます。
3. エスプレッソとアメリカンの本当のところ
エスプレッソは苦くて、アメリカンは薄い。そんなイメージがありますが、実際はどういった違いがあるのかまとめてみました。
・エスプレッソ
一般的なコーヒーがカップ1杯(150~160㏄)あたり15gの豆を使用するのに対し、7~8gの豆で25㏄ほどを高圧で抽出します。小さめのデミタスカップに淹れられ、コーヒー本来の深い味わいが堪能できます。
・アメリカンコーヒー
浅煎り焙煎のコーヒー豆でいれたさっぱりとしたコーヒー、あるいは後からお湯で薄めたコーヒーを指しています。由来は諸説ありますが、お湯で薄めたコーヒーをよく飲んでいたアメリカの文化が日本に浸透し、アメリカ風のコーヒーと言う意味で呼ばれるようになったようです。
まとめ
おうちで過ごす時間も、おいしいドリンクがあるとほっこりしますよね。香り高いコーヒーはアロマ効果もあり、リラックスできます。苦味が苦手な方は、ミルクやお砂糖を加えてまろやかな味わいを楽しんでくださいね。
北風が冷たくなる季節。
ホットドリンクで心もからだもあっためましょう。