注文住宅を建てる土地探しを、エリア・広さ・駅からの距離で選んでいないでしょうか？土地には、さまざまな条件や制約があるため、希望の家が建てられるかどうかを見極める必要があります。土地購入をしてから後悔しないように、土地探しの条件をご紹介します。

土地探しの条件(1)：希望の階数で建てられること

土地によって、建築可能な建物の高さが決められています。絶対高度は、建物の高さに10mまたは12mの制限を設けるもので、斜線制限は敷地の端から一定の角度内に建物を収めることを義務づけています。そのため、3階建てなどの多層階の家を希望している場合は、希望の階数を建てることができるか確認しましょう。

土地探しの条件(2)：希望の広さで建てること

住宅用地では、建蔽率や容積率という数値で土地の面積に対する建物が占める割合や延床面積の割合が定められています。例えば、「敷地100㎡×建蔽率50％＝建物を置ける面積は50㎡まで」となります。そのため、土地の広さだけで判断するのではなく、希望の広さの家を建てられるかを確認しておきましょう。

土地探しの条件(3)：地盤がシッカリしていること

一軒平坦な土地でも、場所によって地盤の状態が異なります。軟弱な地盤だと、そのまま家を建てると重みで家が沈んだり、地震によって傾いたりという事態になりかねません。特に、もともとの内など住宅地ではない土地は、事前に必要な対策を建築会社に確認しておきましょう。

土地探しの条件(4)：周囲の環境が変わらないこと

土地には、それぞれの用途の条件があり、住居専用地域や工業地域など、12種類の用途に分けられています。商業地域などの場合は、近隣に大型店舗や遊戯施設が建つ可能性もあります。住居施用地域でも学校や公共施設は建てることができるため、土地購入前に、開発計画の有無を確認しておきましょう。

土地探しの条件(5)：工事費用を抑えられること

工事費用は、地盤の条件や隣地道路が狭い土地は資材搬入に追加費用が必要になったり、近くに上下水道が来ていなかったりする場合は、引き込み分の工事費が上乗せされています。事前に分かることもあるため、住宅会社に相談した上で予算組みをしてみましょう。

まとめ

今回は、注文住宅で後悔しないための土地探しの条件についてご紹介しました。法規制によって、希望の階数が建てられなかったり、希望の広さの家が建てられなかったりします。また、価格が安い土地を購入しても、地盤改良費や資材運搬費、水道工事費が上乗せされてしまって、結果的にトータルコストが高くなるというトラブルも少なくありません。

そのため、予算内で理想の家づくりをするためにも、土地購入前は住宅会社に相談をしてください。オノブンの家でも土地探しの相談をしているため、お気軽にご相談くださいね。

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