注文住宅を建てる際に知っておきたい!住宅ローン元利金等返済とは?
住宅ローンの返済方法には「元利金等返済」「元金均等返済」がありますが、2つの返済方法は、どのような違いがあるのでしょうか?どちらの返済方法が良いかは、お客様1人1人によって異なります。そのため、それぞれの返済方法の違いについて理解を深めておきましょう。この記事では、元利金等返済について分かりやすく解説します。
住宅ローンの元利均等返済とは
元利均等返済額は、毎月の支払金額が変わらないタイプの返済方法です。毎月7万円の支払いと決めておけば、その金額を払い続けていくことになります。そのため、どのようにして計画を立てていくかを計画的に考えていけます。
住宅ローンの元利均等返済の特徴
元利金等返済には、以下のような特徴があります。
(1) 返済計画が立てやすい
元利均等返済は、毎月の支払額を固定することができるため、返済計画が立てやすいと人気を集めている返済方法です。また、元金均等返済と比較すると、初期の返済額が安く抑えられるというメリットがあります。そのため、住宅ローン以外に教育費ローンや自動車ローンを組む予定がある方は、元利均等返済がおすすめです。
(2) 返済当初は元金が減らない
住宅ローンでは、返済額から利息を先取りするというルールがあります。そのため、1回あたりの返済額が、利息とほぼ同額であれば、なかなか元金が減っていきません。1ヵ月あたりの利息は「直前の残高×(金利÷12ヵ月)」で計算できます。この式から、金利が直前の残高に対してかかることがわかります。返済額がずっと変わらない元利均等返済では、残高が多い最初のうちは、返済額のうち利息に回る部分が多く、返済しても元金がなかなか減らないという状態が続くことを理解しておきましょう。
住宅ローンの元利均等返済のイメージ
借入金額3,000万円を返済期間30年、固定金利1.0%、元利均等返済で返す場合
返済回数 | 返済額 | 利息分 | 元金返済 | 返済後残高 |
1 | 96,491円 | 25,000円 | 71,491円 | 29,928,509円 |
2 | 96,491円 | 24,940円 | 71,551円 | 29,856,958円 |
3 | 96,491円 | 24,880円 | 71,611円 | 29,785,347円 |
4 | 96,491円 | 24,821円 | 71,670円 | 29,713,677円 |
5 | 96,491円 | 24,761円 | 71,730円 | 29,641,947円 |
まとめ
今回は、住宅ローンの元利均等返済方法について解説しました。元利均等返済方法は、返済当初は元金が減りにくいという特徴がありますが、毎月の支払額が一定であるため、返済計画が立てやすいです。そのため、毎月の支払額を一定にしたい場合におすすめの返済方法です。
返済方法には、元利均等返済と元金均等返済の2つの方法があります。どちらの返済方法が良いか悩んだ場合は、ぜひ、FPをはじめとする専門家に相談してみてください。
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