注文住宅で地下室を作るメリット・デメリットを大紹介
家で趣味を楽しみたいという方から、人気を集めているのが地下室です。防音性に優れているため、住宅街でも周囲を気にせず趣味を楽しむことができます。
しかし、地下室を作るデメリットはないのでしょうか?ここでは、注文住宅で地下室を作るメリット・デメリットについてご紹介します。
注文住宅で地下室を設けて楽しめること
地下室は、周囲がコンクリートで囲まれているため、さまざまな楽しみ方ができる場所です。
シアタールーム
映画が好きな人は、自宅でDVD鑑賞を楽しみたいものでしょう。ホームシアターのような大スクリーンで映画を観たいというとき、音を外部に漏らすことの少ない地下室が力強い味方となってくれるはずです。周りを気にせずに大迫力の映像を楽しむことができます。
音楽スタジオ
楽器演奏を趣味にしている人にとって、自宅で楽器を楽しむのは夢ではないでしょうか?楽器の練習は、小さな音で満足できるものではありません。しかし、防音効果がある地下室に音楽スタジオを作れば、心置きなく楽器演奏が楽しめます。
ワインセラー
ワインを楽しむ方にとっての憧れは、ワインセラーです。長期熟成させるワインは15度前後の冷暗所での保存が望ましいとされているため、ワインセラーとして地下室は最適な場所なのです。
創作活動の場
創作活動をするためには、材料や道具を保管しておかなければいけません。また、外部の視線や音が気にならない場所の方が創作活動に集中できます。そのため、創作活動の場として地下室を設ける人が多いです。
注文住宅で地下室を作るメリット
地下室の利用用途をご紹介しましたが、地下室はどのような特徴を持っているのでしょうか?ここでは、注文住宅で地下室を作るメリットをご紹介します。
土地を有効活用できる
建築基準法で、地下室は建物の床面積の合計1/3までは、容積率に算入しなくて良いことになっています。
例えば、2階建ての住宅で2階と同じ形の地下室を作る場合は、地下室の床面積は全体の1/3となるので、容積率が緩和されるのです。容積率が緩和されるため、最大1.5倍まで広い家を建てられます。
室内の温度が安定している
日本には四季があり、真夏は30度以上まで気温が上がる一方で、真冬は5度まで気温が下がったりします。1階や2階は外気温を受けますが、地下室は外気温の影響を受けないため、1年を通して室内温度が安定しています。
衝撃や振動が伝わらない
2階で子どもを遊ばせていると、足音や振動が気になることもあるはずです。しかし、地下室であれば、衝撃や振動が伝わってこないので、来客時なども、子どもはストレスなく地下室で遊ぶことができます。
遮音性に優れている
地下室の構造上、必然的に遮音性の高いです。そのため、地下室では気兼ねなく音楽や映画を楽しむことができます。また、地下室であれば、物音も響くことはないため、趣味に没頭することができます。
耐震性に優れている
建物は高さがあるほど、地震による揺れが大きくなります。しかし、地下室は地面に埋まっているので地震に強い作りです。また、家自体も地下室を設けることで耐震性がアップします。
注文住宅で地下室を作るデメリット
次に、注文住宅で地下室を作るデメリットをご紹介します。
建築費用が高い
地下室を作るためには、敷地を掘らなければいけません。敷地を掘るために重機を使用して、土を処分してコンクリートを用いて部屋の形状を作っていきます。
また、電気や空調など必要な設備を入れていかなければいけません。高度の技術を必要とするため、1坪当たり50万円程度の費用がかかります。地盤が弱い場合は地盤改良費用が上乗せされます。
結露しやすい
土に埋まっている状態の地下室は、夏場に結露しやすい特徴を持っています。夏の湿った空気が入り込むと、外気温よりも低い地下室では水蒸気が飽和してしまうため、結露してしまうのです。そのため、地下室には換気や除湿の設備が必要となります。
浸水に注意が必要になる
地下室は、地面より下にある性質上、浸水の被害は避けられません。そのため、浸水しない土地を選ぶことが大切です。土地を購入する際は、必ず住宅会社に相談するようにしましょう。
まとめ
今回は、注文住宅で地下室を作るメリット・デメリットについてご紹介しました。地下室を設ければ、防音性に優れた空間を手に入れることができます。そのため、近隣住民を気にせずに趣味を楽しみたいという方から地下室は高い人気があります。
しかし、地下室は浸水の被害に遭いやすいため、土地購入前には住宅会社に相談をしましょう。オノブンでも相談を受け付けているので、お気軽にご相談ください。
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