【秋に始める丁寧な暮らし】あたたかい白湯でデトックス
朝晩は涼しい風が吹き、肌寒さを感じるようになりました。
夏は暑さでなかなか寝付けなかったり、夜中に起きたりとしっかりと質のよい睡眠がとれずにいた方でも、朝までぐっすり眠れるようになってきたのではないでしょうか。
朝のすっきりした目覚めから健やかな1日を送れるような習慣を、この秋に始めてみませんか?
たとえば「白湯(さゆ)」で、寝ているあいだに冷えてしまった胃腸を温めて、からだを起こしてあげましょう。
1. 白湯のつくり方
白湯とは、いわゆる「お湯を冷ました状態の飲み物」を指しています。「白湯を飲もう!」と意気込んでみたものの、ただのお湯なので拍子抜けしてしまう方もいますよね。
でもせっかくなので、丁寧に白湯をいれてみましょう。なにか変化を感じられるかもしれませんよ。なにかと忙しい朝だからこそ、まずはゆっくりと白湯をいれて、心穏やかな一日の始まりを感じてみてくださいね。
【水道水から白湯をつくる方法】
- やかんに水道水をいれて、強火で沸騰させる。
- ふたを開け、火を弱めて5~10分ほどさらに煮立たせる。
- 火を止めて、カップに移し50℃ほどまで冷ます。
水道水の場合は塩素などを取り除くために、一度沸騰させてからしばらく煮立たせます。浄水器で塩素除去をした水やミネラルウォーターを使うなら、電子レンジで温めるだけでもよいでしょう。
また、鉄瓶を使うと不足しがちな鉄分補給もでき、まろやかな舌触りの白湯を作れますので、お試しください。
2. 白湯の効果
朝に白湯を飲むと寝起きの冷えた胃腸があたためられ、消化機能を高めます。便秘の方はお通じがよくなると言われています。
また血の巡りがよくなるため、老廃物を排出しやすいからだになり美肌効果も期待できます。血流のよさは、肩こりや腰痛の改善にもなりますし、冷え性対策としても有効です。
お湯を沸かしているあいだに、洗顔や歯磨きを行うルーティンを作れば、朝からすっきりと活動できるようになるでしょう。
3. 飲み方のポイント
効果的に白湯を飲むためには、おさえておきたいポイントがあります。まずは、一気に飲まないこと。合計でコップ一杯、およそ200ml程度の白湯を少しずつ、できれば15~20分ほどかけて飲むようにしてください。
味の無いお湯では飽きてしまうという方は、しょうがやレモンなどを加えることをおすすめします。甘味が欲しい場合は、はちみつやココナッツミルクを少量プラスしてもよいでしょう。しかし、糖分を取りすぎないように気を付けてくださいね。
まとめ
季節が変わるタイミングは、生活習慣の見直しにもぴったりです。何をするにも、気だるさを感じた夏が終わり、過ごしやすい秋には「丁寧な暮らし」を改めて始めるチャンスなのではないでしょうか。
気持ち新たに心地よい習慣を始めてみましょう。