シリコンバッグでエコな暮らし
脱プラスチックの動きは年々高まっています。自分たちの心身の健康にやさしい暮らし方は地球環境にとってもよいものが多く、意識をしている方もたくさんいらっしゃるかと思います。私たちの暮らしに近いところで、小さなことからコツコツとできるエコな活動のひとつとして、最近注目されている素材「シリコンバッグ」はご存知でしょうか?
1. シリコンバッグとは?
シリコンバッグは、耐熱性・耐冷性に優れた洗って繰り返し使える保存容器のこと。これだけ聞けば、プラスチック製のタッパーやフリーザーバックと同じですが、大きな違いは素材。石油を原材料とするプラスチック製品とは違い、シリコンバッグは「ケイ素と酸素」からできており、焼却時にも二酸化炭素が発生しにくい特徴があります。
耐熱温度・耐冷温度もプラスチック製に比べ倍以上の耐性がある、優れものなんです。
2.どうやって手に入れるの?気を付けることは?
ネットショッピングやキッチン雑貨屋さんでも広く販売されているシリコンバッグですが、安価な劣悪品も流通しているので注意が必要です。シリコンバッグと表示されていても、EVA樹脂で作られていたり、ロック部分にプラスチックが使われていることもあります。プラスチック製品に比べて高価なため、できるだけ安いものを探したくなりますが、安全性の高いものを選びましょう。
またロック部分だけは耐熱性能がない商品もあり、湯せんにかけたりレンジで温めたりできないことも。安かろう悪かろうとは言い切れませんが、きちんとしたメーカーの製品を選んでくださいね。メーカーによっては、繰り返し約3000回使用できるものもあります。長い目で見ればお財布にもやさしいですよ。
3. 使い方例をご紹介
加工した食品の保存だけでなく、肉や魚の漬け込みなど、お料理の場で大活躍のシリコンバッグ。冷凍保存しそのままレンジ加熱OK。レンジだけでなく、直接熱湯に入れて湯せんをすることもできますし、なんとオーブン調理も可能。-18度から250度までの耐性があるため、保存容器としてだけでなく調理器具としても活躍してくれます。
耐水性もあるので食品用としてだけでなく、さまざまなシーンで利用できます。旅行の折には化粧品やシャンプーを入れるポーチとして。スマホなどをプールに持ち込む防水ポーチにも◎飛行機内への液体持ち込み用「ジッパー付き透明バッグ」としても使用可能。(サイズ制限あり)
まとめ
アウトドアシーンでもプロに愛用されてします。防災用品としても、その力を発揮してくれそうですね。エコで便利なシリコンバッグ。毎日の生活に取り入れてみてくださいね。