春がやってくる!お花を飾りましょう
2月になると街のお花屋さんには、たくさんのお花が溢れかえります。野山の花が咲き誇る花盛りを前に、ハウス栽培のお花が店先に並び始めます。また切り花だけでなく、枝もの=花木の種類も増えるためインテリアを華やかにするフラワーアイテムも選びやすくなる時期でもあります。
秋冬はドライフラワーや実ものが多く、しっとりと落ち着いた雰囲気があたたかみがあって素敵です。でもやはり春のやわらかく色どり豊かな花々は心が弾みます。今回はこの季節に求めやすい切り花をご紹介します。ぜひお部屋に彩りを添えてくださいね。
1. チューリップ
花言葉:思いやり
種類が豊富で花壇で球根から育てる方も多いチューリップ。春先のイメージが強い花ですが、実は11月下旬頃から流通しています。種類、色、咲き方もたくさんあり、1つの花とは思えないほどのバリエーションが豊富なこともチューリップの魅力のひとつです。暖房の効いた温かい室内では、開花が早まり花びらが大きく開きすぎてバランスがよくないこともあります。玄関や日中は暖房のない部屋に飾るなど、工夫をすると長く美しい状態で飾れるでしょう。
2. ラナンキュラス
花言葉:とても魅力的・華やかな魅力
幾重にも重なる花びらが美しいラナンキュラス。12月ころから見かけますが、この時期には種類や色が増えさまざまな表情の花から選ぶことができます。4月になると流通が減ってしまうため、今のうちにたくさん飾って楽しみましょう。花持ちもよく、ボリュームも出るので1色だけでもお部屋を華やかに彩ってくれますよ。
3. コデマリ
花言葉:優雅・上品・友情・努力
弓なりに伸びた枝に小さな白い花が集まって咲きます。満開になるとたわわに実る白い果実のように、枝いっぱいにぽんぽんと咲き誇ります。ボリュームもあるので玄関先やリビングの床に大き目の花器を置いていけるととても映えます。ただ咲ききると小花が床にはらはらと落ちてしまうので、掃除のしやすい場所に飾るようにしましょう。3月がもっとも旬となるお花です。これからしばらくお花屋さんに並びます。
まとめ
花を活けるときは、できるだけ毎日水を取り替えて新鮮な状態を維持してあげると、花持ちがよくなります。少し花が弱ってきたら、ボウルにはった水に茎の先を入れて数ミリカットすると水揚げがよくなり元気を取り戻すことがありますのでお試しください。
庭先に花が咲くのはもう少しあたたかくなってから。でも、花屋の軒先を歩くとあふれる花の香りについつち引き寄せられます。少しでも早く春の訪れを感じるためにも、ぜひテーブルフラワーを生活に取り入れてみてくださいね。