注文住宅で知っておきたい!内装材選びの基礎知識
床に張るフローリングやタイル、壁紙や漆喰、珪藻土などの内装に使う素材は、インテリアのベースになる大切な要素です。これらの内装材はどのように選べば良いのでしょうか?この記事では、内装材の選び方をご紹介します。
1.内装材は床材から決める
室内での面積が大きく、インテリア全体のベースとなるのが「壁」「天井」「床」です。とくに、床は施工すると、剥がして重ね張りをすると建具の高さが合わなくなるなど、簡単にリフォームしにくい部分。
また、壁面に比べて工事の規模も大きくなりがちで、コストもかさみます。そのため、まずは、床材を慎重に検討しましょう。
床材を選ぶ際のポイント
床材を選ぶポイントは、質感や色などのインテリア性、使用頻度に合わせた耐久性、使用目的を考えたメンテナンス性の3点です。床材を明るい色にすると部屋が広く見えますが、その場合でも、壁より恋色にするほうが落ち着きます。
2.自然素材か新建材かを検討する
新建材とは、ビニールクロスや複合フローリングのことをいいます。大量生産ができて工期も短いため、コストダウンがはかれる新建材は、手入れがラクな点で歓迎されてきました。しかし、細菌は、自然素材が見直されてきています。
自然素材は、傷ついて、色逢せたり、古びたりはしますが、素材の持つ温かみや質感、時とともに増すツヤや傷を味わい深く感じるという人も増えているのです。
新建材は、最初の美しさを長く保てますが、傷ついてしまうと見劣りがします。そのため、自然素材か、新建材かを良く検討しましょう。
3.内装で凝るよりも家具で演出する
マイホームの実現となると、好きなテイストに合わせて細部にまで力が入るのも当然です。しかし、こだわり過ぎも考えものです。内装はシンプルでベーシックにしたほうが、コストが抑えられ、メンテナンスもラクです。
将来、自分の好みが変わったときに変更するのは大変です。そのため、内装はベーシックなものにして、家具で演出するようにしましょう。
まとめ
今回は、内装材の選び方についてご紹介しました。内装材は面積が広い床材から決めていきましょう。内装材には新建材と自然素材があります。それぞれのメリット・デメリットがあるため、それぞれの特徴を理解した上で要望に見合ったものを選んでみてください。
オノブンの家では、自然素材の無垢床を使用しています。経年変化した無垢床を見て頂けるので、床材に悩んでいる方は、ぜひ、自然素材の家を体験してみてください。