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注文住宅で知っておきたい工法(2)2×4工法の魅力とは?

注文住宅を建てる上で「工法」についての理解も深めておきましょう。工法によって、予算が大きく変わることもあり、得意なプランと不得意なプランもあります。そのため、工法を最初から決めつけずに、設計者と良く話し合ってみてください。ここでは「2×4工法」についてご紹介します。

2×4工法とは

2×4工法は正式には「枠組み壁工法」といい、もともとは北米で発達した工法です。構造材の枠に合わせて、構造用面材で面を組み立てることで、基本の箱を構成します。

 

一般に、2×4工法は地震に強いといわれていますが、その理由は「面で箱を構成する」構造にあります。地震のエネルギーが建物に加わった場合、天井+床+四方の壁でエネルギーを吸収するため、一部にエネルギーが偏ることがありません。このような仕組みによって、地震に強い家が作れるのです。

 

また、2×4工法は壁で構成されるため、隙間が発生しません。隙間が発生しないため、断熱性や気密性が大幅にアップします。暖房などの熱が外に逃げにくく、エネルギーのロスを防げるのもメリットのひとつといえるでしょう。

2×4工法の魅力

2×4工法は柱の数が少ないため、柱の出ないオープンスペースが容易につくれるのも、この2×4工法のメリットの1つです。人気の高い開放的な空間も楽しむことができます。

 

ただし、壁の量や面積が建物の強度に影響するため、大きな開口部をとりにくいというデメリットも。窓の位置や間取りを考える際、プランニングの柔軟性は木造軸組み工法に劣ります。また、2×4工法は壁を撤去することが難しいため、リフォームや増改築をすることが難しいです。しかし、工期は4か月と短めのため、コストダウンができます。

2×4工法の特徴

2×4工法のメリット・デメリットをまとめると以下の通りです。

 

メリット

  • 工期が短くてコストダウンできる
  • 気密性や断熱性に優れている
  • 広々とした空間をつくるのに向いている

 

デメリット

  • プランによって対応できない
  • 増改築しにくい

まとめ

今回は、2×4工法の特徴についてご紹介をしました。工法によって、予算が変わったり、得意とするプランが異なります。そのため、各工法の特徴について勉強した上で、設計者に相談をしてみましょう。

 

オノブンの家でも設計プランニングの相談を行っています。どのような工法で家を建てるべきか、お悩みの方の相談も受け付けているため、お気軽に遊びに来てください。

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